厚生労働省は26日、鳥取県米子市の60代の夫婦が食中毒とみられる症状で入院し、一時意識不明の重体になったと発表した。
自宅に残っていたうどん入り食品「あずきばっとう」から毒性の強いボツリヌス菌が検出され、製造した岩手県宮古市の「ハニー食品」は、あずきを含む自社製品の自主回収を始めた。

・ボツリヌス菌とは?
クロストリジウム属の細菌。グラム陽性の大桿菌および偏性嫌気性菌。
土の中に芽胞の形で広く存在する。

・症状は?
ボツリヌス毒素は主に四肢の麻痺を引き起こす。
重篤な場合は呼吸筋を麻痺させ死に至る。

・予防は?
ボツリヌス毒素自体は100℃で1~2分の加熱で失活される。
このため、ボツリヌス菌による食中毒を防ぐには、食べる直前に食品を加熱することが効果的である。